シンプルな診断コンテンツで、質の高い顧客リストを作成する事例をご紹介します。 ブラッシュアップ・ジャパン株式会社が実施する「20代のキャリア適性診断」です。概要 簡単な2分程度の質問で、20代のキャリアに悩むユーザーが気になることを診断します。 【20代のキャリア適性診断で分かること】 自分がどんな仕事に価値を感じるのか 理想的なキャリア おすすめの職種 などシンプルな診断コンテンツですが、転職ニーズが顕在化しているユーザーだけを会員登録に促す工夫が施されており、費用対効果の高い診断コンテンツと思われます。 シンプル&スピーディー&低コストで診断コンテンツを作ってみたい方は、ぜひご覧ください。想定される目的転職ニーズが顕在化しているユーザーだけを会員登録へと促すメインターゲットである20代ユーザーへの認知拡大を行う工夫ポイント 診断コンテンツは幅広いユーザーに利用されます。 「20代のキャリア適性診断」でいえば「すぐに転職したい」と思うニーズが顕在化したユーザーや、「楽しそうだから診断してみる」というニーズが潜在的なユーザーも集客します。 広く集客できるのは良いことですが、ニーズが潜在的なユーザーにはリードナーチャリング(ユーザー育成)を行う必要があり、マーケティングの工数が増えます。仮に自動化したとしても、自動化にもコストがかかります。会員登録無しで楽しめる診断コンテンツを そこで「20代のキャリア適性診断」は、「診断結果の続きを見るには会員登録を!」といった訴求をせず、会員登録なしで楽しめるようにしています。 診断結果をすべて見せたあとに「興味があれば会員登録を」と促しています。 会員登録をユーザーに委ねることで、ニーズが顕在化しているユーザーだけを集客し、会員登録後のマーケティングを効率化させていると思われます。 また、メインターゲットとなる20代の認知を拡大するために、診断結果ページには20代に広く使われているSNSのシェアボタン(Twitter、LINE、Facebook)を設置し、シェアを促します。 デザインもエンターテインメント性が高く、若者に馴染みやすさを感じてもらいやすそうです。さいごに 全体的にシンプルな構造の診断コンテンツですが、マーケティングの工数削減とSNS集客を同時に行い、費用対効果を高めるような工夫が見てとれます。 「シンプルな診断コンテンツを、スピーディーに作成してみたい」とお考えの方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。